第1話 失敗しない写真館選び

第1話  失敗しない写真館選び


はじめに

 ハッピーな思い出を素敵な写真で残すコツをまとめてみました。

 ず~っと残る一生モノ、それが写真。
 それなのに、「かわいい衣装がたくさんあったから」
 「キーホルダーなどのプレゼントがあったから」
 「値段が安かったから」
 という感じで写真スタジオを選ぶ人が、けっこう多いんです。
 ほんとにそれでOKでしょうか?
 大事なコトは、いい写真を撮ってくれる『写真館選び』だったんです!


おまけの写真で、満足ですか?

 チラシとかウェブで最近よく目にする、「写真無料!」の文字。
 「振袖ご契約の方には記念写真無料!」や
 「写真撮影代無料キャンペーン!」というように、
 オトク感たっぷりの宣伝が結構多いですよね。

 でも、一生モノの記念写真を、『値段の安さ』だけで選んでませんか?
 ステキな写真を残すためには『写真の味見』をする、コレが肝心なんです。

 たとえば、知人にお菓子のお土産を贈るとき。
 和菓子にする?それとも洋菓子?
 あっさり系?濃い味系?
 ボリュームたっぷり?いいや、ちょっぴり?
 上等な箱に入れてもらう?もしくは簡単なラッピングだけにする?
 あ、そうだ、友だちに美味しいお店を聞いてみよう…

 単純に、値段の比較だけでは選べないモノって、あると思いませんか?
 もちろん、車やブランド品など「どこで買っても同じ」規格品であれば.
 安いに越したことはないのですが、記念写真は、
 ひとつとして同じものがない1点モノ、つまりクリエイティブな“作品”。
 撮ってもらうお店(もっと言えば、カメラマン)によって、
 写真のテイストはがらりと違ってくるんです。

 『こんな雰囲気で、こんな写真を撮ってほしい!』
 入学記念写真でも、成人記念写真でも、ブライダルフォトでも、
 まずは欲しい写真のイメージを持つことが肝心。
 記念写真はどこで撮っても同じ、と思ったら大間違い、大ヤケドものなんです。


写真の『味』を見比べよう

 「衣装とセットでついてきたから」
 「店が家から近かったから」
 「けっこう安く撮ってもらえそうだったから」
 「なんとなく友人にすすめられて」
 大切な一生モノの記念写真撮影を、あまり深く考えず、
 値段や利便性だけでサラッ~と済ませてしまう人って、けっこう多いんです。

 イイ記念写真を残すためポイント、アゲイン。
 「写真館が違えば、写真のテイストもガラリと変わる」
 コレが肝心なんです。

 では、ステキな写真を残すための写真館選びのコツ。
 それは、気になるお店のフォトギャラリーを見ること、ただこれだけです。
 特にホームページ上のウェブギャラリーは、
 厳選されたベスト・ショットだけが載る、いわばショーウィンドウ。
 逆にいえば、このギャラリーがなかったり、
 載ってる写真がイマイチだな~と思う場合は、要注意です。
 一通りチェックすれば、写真のセンス・雰囲気・得意なジャンルなど、
 その写真館の『味』が分かると思います。
 自分が撮ってもらいたいのは、フォーマルな雰囲気か、ハジけた感じか。
 撮って欲しい写真を思い浮かべながら、
 自分のイメージに合った写真がたくさん載っている写真館を選びましょう。

 ちなみに余談をひとつ。
 じっくり写真屋選びをしていなかったせいで、
 いざ出来上がった写真を見ると、「あれ?なんかイマイチかも?」と、
 自分の思い描いていたような写真ではなく、なんだか悶々としてしまう…。
 しまいには、別のお店で再撮影するってパターン、結構あるんですよ、ホントに。
 特に、成人記念写真に多いパターンなんです。

 ず~っと残る一生モノの写真。しっかりと『味見』したうえで、写真館を選びましょう。


ベストショットを撮ってもらうコツ

 いい写真館は「今日はどんな雰囲気で撮ってほしい?」と希望を聞いてくれる!

 悲しいことに大抵のフツーの写真館では、そんな風には聞いてくれません。
 全身写ってたほうがいいか、とか聞いてくれたりしますが、それだけでは
 『こんな風に撮ってほしい』は伝わりませんよね。
 たとえこっちが『今日はかっこよく渋めに撮ってほしい!』と思っていても、
 カメラマンは何も聞かずに"にっこり笑ってかわいい写真"を撮ろうとするんです。

 私たちが思ってる"撮ってほしい写真"を、勝手に決めちゃってるんですね。

 もし、そんな写真館に行ってしまっても、しっかりとカメラマンに
 「こんなカンジ(かわいくとか、土屋アンナ風にとか)で撮ってほしい!」とイメージを伝えて、
 自分もそれに合わせてちょっとだけ演技をしてみましょう。

 おもいきりキュートな感じに写してもらいたい場合は、益若つばさちゃんになったつもりで。
 ナチュラルで自然な雰囲気に写してもらいたい場合は、
 じぶんちのリビングでくつろいでいるような感覚で。
 クールな表情を写してもらいたい場合は、中島美嘉のPVに出てるイメージで。

 グラビアモデルのようなバリバリのポーズをキメる必要はないけれど、
 ココロの中でちょっと演技するくらいの気持ちが、ちょうどいい。

 ベストショットは、カメラマンとモデルのコラボレーションで生まれるんです!


衣装も、小道具も、スタジオも、ぜんぶ『部品』です

 今回は、撮影スタジオのお話。
 写真館の撮影スタジオといえば、
 なにやら大きなライトみたいなでっかい機材や、
 イスや机などのセットが所狭しと並ぶ、
 倉庫のような場所をイメージする人が多いかと思います。

 逆に、●●風スタジオ!とか言うかんじで、
 スタジオの豪華さや、変わったスタジオだということをウリにしている
 写真館もたくさんあります。

 でも、大事なのは、背景とか衣装とか小道具がすべてじゃないってコト。
 それらは、あくまでも『いい写真』を撮るための単なる手段であり、部品なんです。
 モデルさんが『撮ってほしい写真、撮ってほしいイメージ』があり、
 それにマッチする衣装・小道具・スタジオ・その他もろもろをコーディネートしていく。
 それらすべてが絶妙なバランスでマッチしてはじめて、『いい写真』が生まれるんです。

 私たちはモデルさんを撮っているワケであって、
 決して衣装や背景を撮っているワケじゃないですからね。

 スタジオは素敵なんだけど、
 衣装はカワイイんだけど、
 なんだか写真がイマイチ…

 そ~んなことにならないように、写真館選びでいちばん気にするべきなのは、
 『どんな写真を撮ってくれるの?』ってコトですね。

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